時・学習目標
(施設) |
学習内容
・学習活動 |
指導内容
・留意点 |
学習評価の方法(観点)
・機器,用具
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第1時
情報社会における問題解決の方法の一つとして、ディベートについて理解する。
(コンピュータ教室)
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・5人で一班を構成する。 |
・提示されたテーマの中から自分の班のテーマを選択する。 |
・自分の班が肯定派か否定派かを確認する。 |
・班の中での役割分担を決定する。立論2名、質問1名、反駁2名。 |
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・提示装置を使い、具体例を説明する。 |
・単なる発表ではないことを理解させる。 |
・ディベートの目的は、対戦相手を負かすことではなく、論理的に説明し、聞き手を納得させることであることを意識させる。 |
・資料収集や論証に当たっては、情報機器を活用することを指示する。 |
・一人ひとりが役割を担うように5人で一班を構成させる。 |
・幾つかのテーマを提示し、班ごとにテーマを選択させる。 |
・4本以上のテーマを準備しておく。 |
・各班を、選択したテーマについて肯定派と否定派に分ける。 |
・一つのテーマについて肯定派と否定派の2班で構成されるように調整する。 |
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観察(関)
・ワークシート
・提示装置
・説明資料
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第2時
情報を収集する方法はインターネットだけではなく、図書館の蔵書検索システムなどの情報通信システムも活用することができることを学ぶ。
意見をまとめる方法として、ブレーンストーミングの手法について学ぶ。
(コンピュータ教室)
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・インターネットを活用して情報を収集する。 |
・図書館の蔵書を活用して情報を調べる。 |
・収集した情報をまとめる。 |
(2) |
班員間で意見交換し、班としての主張を決定する。 |
(4) |
自分たちへの質問を想定し、それに対する反駁を用意する。 |
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・自分の班の主張に合う情報や反する情報を収集させ、立論や反駁に備えさせる。 |
・インターネットを活用して情報を収集させるが、インターネット以外の情報源も考え、必要に応じて活用するように指導する。 |
・図書館を利用するときは、図書館蔵書検索システムを活用させる。 |
・適宜、巡回指導を行う。 |
・肯定、否定両方の情報をワークシートに集約させる。 |
・まとめ役と記録係は話合いで決めさせる。 |
・ブレーンストーミングのやり方を説明する。 |
・教員の働きかけは、助言程度にする。 |
(3)(4) |
班の主張をまとめるのと同じように質問や反駁の準備をさせる。 |
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観察(関)
ワークシート(思),(知) |
第3・4時
情報機器を活用して、ディベートに向けた資料の作成や、相手側への質問と自分たちへの想定質問に対する反駁を準備する。
(コンピュータ教室)
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・係に分かれ資料を作成する。 |
・グラフを作成するため表計算ソフトを活用する。 |
・発表用にプレゼンテーションソフトを活用する。 |
・作成した資料を基に、自分たちの班の主張を分かりやすく伝える方法を考える。 |
・プレゼンテーションソフトウェアを活用する。 |
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・各自の役割に沿って、ディベートの準備を行わせる。 |
・論理的な主張になるように注意させる。 |
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観察(関)
ワークシート(思)
発表資料(技)
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第5・6時
ディベートを通じ、自分たちの主張を認めてもらうためには、論理的な説明が必要であることを学ぶ。
(普通教室)
授業展開例3
「班対抗ディベート大会」 |
・班の主張を論理的に立論する。 |
・対戦相手の立論を崩すような質問を行う。 |
・対戦相手からの質問に対して、反駁を行う。 |
・どちらがより論理的な説明を行ったかを判定する。 |
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(1) |
情報機器を活用して、資料を提示しながら説明を行わせる。 |
・会場は授業の前にセッティングしておく。 |
・スムーズに機器が使用できるよう入念な準備をしておく。 |
・有効な質問、反駁ができるよう、記録用紙を活用させる。 |
・審判団に、各班の主張を冷静に評価させる。 |
・多数決にならないように事前に注意しておく。 |
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評価シート(思)
観察(技)
ワークシート(知)
・ノートパソコン
・プロジェクタ
・スクリーン
・演台
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