高等学校共通教科「情報」 新科目の内容と授業アイデア



 授業展開例 2
 このマークは、新学習指導要領で新たに追加・変更された内容に対応した部分を表しています。説明文にマウスカーソルを乗せると、対応する内容等が表示されます。

使ってみよう、校内メール・BBS

ルールを守って送信・書き込み

 この授業のねらい

校内LANの仕組みを理解するとともに、電子メールやBBS(電子掲示板)の操作方法だけではなくマナーやネチケットについても理解させる。

 授業の流れ

ステップ1  校内メールで、マナーを再確認する 新学習指導要領対応
 Web Schoolにログインすると、校内の誰にでもメールを送れる。携帯電話やパソコンを使った電子メールのやり取りが生徒にとって日常的なものになりつつあるが、Web Schoolの校内メールを使った、生徒同士のやり取りを通じて、ルールやマナーを再確認させる。また、クラス担任や部活動の顧問の先生にメールを送るときは、生徒同士のときとは違うマナーがあることを理解させる。「社会と情報」
(2) 情報通信ネットワークとコミュニケーション
 ア コミュニケーション手段の発達
「コミュニケーション手段の発達をその変遷と関連付けて理解させるとともに,通信サービスの特徴をコミュニケーションの形態とのかかわりで理解させる。」に対応
教材スライド
教材スライド(jpgファイル)
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生徒のノート
生徒のノート(jpgファイル)
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ここが ポイント
クラス担任や部活動顧問の先生に、自由にメールを送らせる。友達同士のやり取りとはちがい、マナーを守った書き方を考え、実践させることで、ネチケットを自然に身に付けさせることができる。
授業担当以外の先生には、生徒からメールが届く可能性があることを事前に伝えておく。
Web Schoolログイン画面 Web Schoolログイン画面
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ステップ2  校内BBSで、行事の感想を共有する 新学習指導要領対応

校内BBSの画面
校内BBSの画面(jpgファイル)

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 新入生キャンプの感想について、校内用掲示板に書き込ませる。他の生徒が書き込んだ内容に対する返事も書けるので、キャンプのいろいろな場面が話題になり、掲示板が盛り上がる。掲示板に書き込んだ内容はすぐに不特定多数向けに表示され、校内の誰でも読むことができ、すぐに返事を書き込めることが自然に理解できる。「社会と情報」
(2) 情報通信ネットワークとコミュニケーション
 ア コミュニケーション手段の発達
「コミュニケーション手段の発達をその変遷と関連付けて理解させるとともに,通信サービスの特徴をコミュニケーションの形態とのかかわりで理解させる。」に対応

ステップ3  マナーを守って、校内BBSを利用しよう
 BBSに匿名で書き込んだとしても、管理人(先生)には誰が書き込んだものか分かることを説明し、マナーを守ることの大切さを理解させる。その上で、新入生キャンプ以外の掲示板にも参加させ、部活動や学校行事の内容や楽しさを先輩と共有できるようにする。

 この授業の成果

メールのやり取りや、BBSで自由に意見交換ができるためには、それを使う一人ひとりがマナーやルールを守った行動をすることが必要であると理解させることができた。

生徒の反応 メールの画面
校内メールの画面(jpgファイル)

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生徒のノート
生徒のノート(jpgファイル)

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  • 全校の生徒や先生方にいつでもメールが出せることに驚いたが、クラスの違う友達ともやり取りができるので楽しい。
  • 顧問の先生に出すメールには、絵文字を使わず、丁寧な文にするように注意した。
  • 顧問の先生にメールを送信したら、すぐに返信が来たのでうれしかった。
  • BBSを使って、新入生キャンプの思い出をみんなで語り合えてよかった。
  • 同じ新入生キャンプでも、楽しかった場面は人それぞれ違うことが分かった。
  • いろいろな部活動について、掲示板があるので、部活動の様子がよく分かった。特にダンス部のページは、動画が掲載されていて、先輩のダンスが見られてよかった。
  • 文化祭などの行事の予習になった。

 科目・単元

新学習指導要領
 社会と情報
現行学習指導要領
 情報A
(2) 情報通信ネットワークとコミュニケーション
 ア コミュニケーション手段の発達
(4) 情報機器の発達と生活の変化
 ア 情報機器の発達とその仕組み

対応表はこちら 

 指導計画(概略) 

○学習の流れ(1コマ50分×5コマ)
1. コミュニケーションゲームを通じ、コミュニケーションにおいて人と人が顔を合わせて話すことの大切さを理解する。
2. 過去・現在・未来のコミュニケーション方法を理解する。
3. 多様な通信サービスとその特性について学習する。
4. 電子メールやBBSを用いて情報を伝達する。(本時)
5. 二人一組になって話し方や距離などコミュニケーションを円滑に図るスキルを学習する。
本時の計画 指導計画はこちら
  学習活動 指導内容 指導上の留意点

ネチケットについて学習する。
校内でWeb Schoolを利用する際のルール、マナーについて理解させる。
生徒がWeb Schoolにログインする前に説明し、理解したことを確認する。

Web Schoolにログインする。
メール機能について理解する。
Web Schoolのログイン方法を確認させる。
メールの送受信の方法を説明する。
ログインする際にIDとパスワードにミスがないか確認させる。
ログイン後は掲示板など、別の機能を使わせない。
メールを送受信する。
運用テストとして、自分宛にメールを送らせる。
生徒同士でメールを送受信させる。
許可を得た先生のメールアドレスを表示し、メールを送ってよいことを説明する。
アドレスや記号( . @ −)などの入力ミスに注意するよう指導する。
受信フォルダをまめに更新させる。
メールの内容は自由とするが、書き方等がマナー違反にならないよう注意を促す。
BBSに書き込む。
掲示板に新入生キャンプの感想を書き込ませる。
他の生徒の感想に対する返事を書き込ませる。
他の校内掲示板にも自由にアクセスさせる。
同じ行事でも、感想は様々であることに気付かせる。
書き込む内容がマナー違反にならないよう注意を促す。


校内メール、BBSの利用方法を確認する。
書き込んだ内容が不特定多数に公開されていることに気付かせる。
Web Schoolのログアウト方法を確認させる。
授業での不明点がないか確認する。

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