高等学校共通教科「情報」 新科目の内容と授業アイデア

計画表
 【新科目の指導計画・評価計画】

テーマ 2 「情報通信ネットワークとコミュニケーション」(50分×5コマ) 指導計画

 「社会と情報」 (2)情報通信ネットワークとコミュニケーション

○学習目標
情報通信機器の発達の歴史に沿って、情報通信機器の仕組みと特性を理解する。
情報を的確に伝達するためには、伝達内容に適した情報通信機器やネットワークの適切な活用が必要であることを理解する。
テーマ2の評価計画はこちら
授業展開例2「使ってみよう、校内メール・BBS
赤枠内は、新学習指導要領で新たに追加・変更された内容に対応した部分(マウスカーソルを乗せると、対応する内容等が表示されます。)
学習評価は「関心・意欲・態度」(関)、「思考・判断」(思)、「技能・表現」(技)、「知識・理解」(知)の4観点
時・学習目標
(施設)
学習内容
・学習活動
指導内容
・留意点
学習評価の方法(観点)
・機器,用具
第1時

コミュニケーションにおいて人と人が顔を合わせて話すことの大切さを理解する。
(普通教室)
(1) フラフープを使ったコミュニケーションゲームを行う。
6人一組で円形に並び、6人の指先に乗せたフラフープを、誰の指からも離れないようにしながら下げていき、床に着地させるゲーム。手の高さをそろえたり、下ろす速さを調節したりする必要があるので、6人が協調しながら行うことが必要である。
(2) ゲームを振り返る。
失敗と成功の原因を班ごとに発表する。
(1) 最初はゲームの手順だけを説明して行わせる。
失敗と成功の原因を探求するよう指示する
他の班の様子を観察させる
適宜、巡回指導を行う。

(2) ゲームを振り返らせる。
失敗と成功の原因を班ごとに発表させる。

ノート(関)
発表(思)

・フラフープ

第2時

過去・現在・未来のコミュニケーション方法を理解する。
(普通教室)
(1)

過去・現在・未来のコミュニケーション方法を学習する。

情報伝達方法の変遷を学習する。「社会と情報」
(2) 情報通信ネットワークとコミュニケーション
 ア コミュニケーション手段の発達
「コミュニケーション手段の発達をその変遷と関連付けて理解させるとともに,通信サービスの特徴をコミュニケーションの形態とのかかわりで理解させる。」に対応
(1)

コミュニケーションツールの特性を、時代背景を踏まえたり、他の記録メディアと対比したりして説明する。

古代ののろし、口伝から、モールス信号、電話、テレビ、ラジオ、インターネット、デジタル放送までの変遷を説明する。
ノート(関)

・提示用スライド
・提示装置
第3時

多様な通信サービスとその特性について学習する。
(普通教室)
(1)

多様な通信サービスとその特性について学習する。

個々の通信サービスの長所、短所を考察する
(1)

代表的な通信サービスの特性を比較させる。

手紙、WEBページ、電子メール等の特性を比較して考察させる。「社会と情報」
(2) 情報通信ネットワークとコミュニケーション
 ア コミュニケーション手段の発達
「コミュニケーション手段の発達をその変遷と関連付けて理解させるとともに,通信サービスの特徴をコミュニケーションの形態とのかかわりで理解させる。」に対応

通信規約について理解させる

ノート(思)
問題集(知)

・提示用スライド
・提示装置
第4時

電子メールやBBSを利用して情報を伝達する。
(コンピュータ教室)


授業展開例2
使ってみよう、校内メール・BBS
(1)

電子メールやBBSを利用して情報伝達を行う。

電子メールやBBSの特性について理解する。「社会と情報」
(2) 情報通信ネットワークとコミュニケーション
 ア コミュニケーション手段の発達
「コミュニケーション手段の発達をその変遷と関連付けて理解させるとともに,通信サービスの特徴をコミュニケーションの形態とのかかわりで理解させる。」に対応
(1)

電子メールやBBSを利用させる。

マナーを守らせる。
禁止事項を理解させる。
悪質メールからの防衛策を理解させる。
メールの添付ファイルの圧縮解凍を行う。
観察(技),(知)

コンピュータ教室内のメール、BBSのシステム
第5時

二人一組になって話し方や距離などコミュニケーションを円滑に図るスキルを学習する。
(コンピュータ教室)
(1)

インタビューを行う。

コミュニケーションに必要なスキルを学習する。
話す位置を変える。
話す距離を変える。
聞く側の態度を変える。
(1)

適切なコミュニケーション方法を考えさせる。

積極的に質問させる。
失敗した場合は、原因を考えさせる。
より良いコミュニケーション方法を考えさせる。
観察(関),(技)
ノート(知)
このページの先頭へ戻る