高等学校共通教科「情報」 新科目の内容と授業アイデア

計画表
 【新科目の指導計画・評価計画】

テーマ 4 「“Squeak”プログラミング」(50分×9コマ) 評価計画

 「情報の科学」 (2)問題解決とコンピュータの活用

○学習目標
問題の発見、明確化、分析及び解決の方法を習得する。
プログラムの組立てを理解し、アルゴリズムによる表現方法を習得する。
“Squeak”のプログラミングを通して、コンピュータによる処理の有用性を理解する。
モデル化とシミュレーションの考え方や方法を理解する。
テーマ4の指導計画はこちら
授業展開例4「“Squeak”で学ぶプログラミング

(1)評価規準

関心・意欲・態度

思考・判断

技能・表現 

知識・理解

タイルの操作によるプログラミングに関心をもち、積極的に図形描画のプログラミングを行おうとしている。
車オブジェクトを動かすプログラムの作成に関心をもち、積極的にプログラミングを行い、車オブジェクトの動作を改善しようとしている。
応用的なプログラミングに興味をもち、サイクロイド曲線描画プログラムを積極的に作成しようとしている。
問題の発見から解決に至るプロセスに興味をもち、積極的に問題を発見し、解法を提案しようとする。
色々な図形を描画するために、プログラミングを工夫している。
速度やコース形状等の条件の違いによる車オブジェクトの動作の変化について的確に考察している。
2種類の条件分岐の使い方の違いによる車オブジェクトの動作の違いについて的確に比較している。
オブジェクトの自然な動きを実現するための方法を考察している。
プログラムの命令の内容を正しく解釈し、手作業で確認しながら作図している。
自ら設定した障害物に対し、工夫した対処法を用いている。
「入れ物」を使った配列の考え方を、プログラムの作成に取り入れている。
乱数を利用して確率を制御する方法を用いて、与えられた条件を満たすプログラムを作成している。
「昆虫や動物の動き」を表現したプログラムを作成している。
アルゴリズムを理解して、プログラムの流れをフローチャートで表現している。
円が正確に転がるための条件を理解し、回転と移動の値を正しく調整している。
問題の発見から明確化、分析、解決のための基礎的な知識を身に付けている。

(2)評価計画  【 】は評価方法 
学習内容 評価項目

関心・意欲・態度

思考・判断

技能・表現

知識・理解

(1) Squeakによるプログラミングの体験
(2) Squeakの基本操作の習得
(3) 基本図形の描画
タイルの操作によるプログラミングに関心をもち、積極的に図形描画のプログラミングを行おうとしている。【観察】【ワークシート】
     
(1) 色々な図形の描画
(2) 変数の導入による図形の描画
(3) プログラムのトレース
  色々な図形を描画するために、プログラミングを工夫している。【提出データ】 プログラムの命令の内容を正しく解釈し、手作業で確認しながら作図している。【ワークシート】  
(1) 単センサーの車オブジェクトの描画
(2) 直線道路を往復するプログラムの作成
(3) 長方形内部を周回するプログラムの作成
(4) 車オブジェクトの動作の考察
車オブジェクトを動かすプログラムの作成に関心をもち、積極的にプログラミングを行い、車オブジェクトの動作を改善しようとしている。【観察】 速度やコース形状等の条件の違いによる車オブジェクトの動作の変化について的確に考察している。【ワークシート】    
(1) 複センサーの車オブジェクトの描画
(2) 条件分岐を2種類使ったプログラムの作成
(3) フローチャートによる表現
(4) 障害物の設定と対処法の工夫
  2種類の条件分岐の使い方の違いによる車オブジェクトの動作の違いについて的確に比較している。【ワークシート】 自ら設定した障害物に対し、工夫した対処法を用いている。【ワークシート】  
(1) 「顔プログラム」の作成
(2) 複数の画像の順次表示
(3) 「入れ物」の中の画像のランダム表示
    「入れ物」を使った配列の考え方を、プログラムの作成に取り入れている。【提出データ】  
(1) サイコロプログラムの作成
(2) おみくじプログラムの作成
(3) マウスイベントによるおみくじの操作


授業展開例4
“Squeak”で学ぶプログラミング
    乱数を利用して確率を制御する方法を用いて、与えられた条件を満たすプログラムを作成している。【提出データ】 アルゴリズムを理解して、プログラムの流れをフローチャートで表現している。【ワークシート】
(1) 「昆虫や動物の動き」の図解
(2) 「昆虫や動物の動き」を表現するプログラムの作成
  オブジェクトの自然な動きを実現するための方法を考察している【ワークシート】 「昆虫や動物の動き」を表現したプログラムを作成している。【提出作品】  
(1) サイクロイド曲線描画プログラムの作成
応用的なプログラミングに興味をもち、サイクロイド曲線描画プログラムを積極的に作成しようとしている。【観察】     円が正確に転がるための条件を理解し、回転と移動の値を正しく調整している。【ワークシート】
(1) 第8時までの振り返り
(2) 他のプログラミング環境の学習
(3) 問題の発見と解法の提案
問題の発見から解決に至るプロセスに興味をもち、積極的に問題を発見し、解法を提案しようとする。【観察】
    問題の発見から明確化、分析、解決のための基礎的な知識を身に付けている。【ワークシート】
 
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(3)観点別評価

  関心・意欲・態度
学習活動における具体の評価規準
タイルの操作によるプログラミングに関心をもち、積極的に図形描画のプログラミングを行おうとしている。
車オブジェクトを動かすプログラムの作成に関心をもち、積極的にプログラミングを行い、車オブジェクトの動作を改善しようとしている。
応用的なプログラミングに興味をもち、サイクロイド曲線描画プログラムを積極的に作成しようとしている。
問題の発見から解決に至るプロセスに興味をもち、積極的に問題を発見し、解法を提案しようとする。
「十分満足できる」
状況(A)と判断する具体的状況例
タイル操作によるプログラミングに興味をもち、Squeakに用意されている様々な機能を積極的に活用しようとしている。
車オブジェクトの動作を改善するための方法を意欲的に考え、具体的な提案を行っている。
サイクロイド曲線を正しく描画するための点の位置や、円の回転角と移動の値の関係について、具体的な提案を行っている。
積極的に問題の発見に取り組み、解決策を考えている。
「努力を要する」
状況(C)と評価した生徒への手だて
基本的な操作方法を確認させ、単純な図形から描画させる。
車オブジェクトの動作について、改善すべき点を見付けさせる。
実際にサイクロイド曲線を描画した例を見せ、プログラムのイメージを与える。
問題点を提示し、解決法を考えさせる。


  思考・判断
学習活動における具体の評価規準
色々な図形を描画するために、プログラミングを工夫している。
速度やコース形状等の条件の違いによる車オブジェクトの動作の変化について的確に考察している。
2種類の条件分岐の使い方の違いによる車オブジェクトの動作の違いについて的確に比較している。
オブジェクトの自然な動きを実現するための方法を考察している。
「十分満足できる」
状況(A)と判断する具体的状況例
プログラミングを工夫しながら、意図した図形を自由に描画することができる。
条件の違いが車オブジェクトの動作に違いを与える理由を的確に判断している。
条件分岐の「直列」と「入れ子」の構造の違いを理解し、車オブジェクトの動作を改善するためにどちらを使えば良いのかを判断することができる。
「昆虫や動物」の特徴を的確に捉えた図や動き方を考え、プログラムを工夫している。
「努力を要する」
状況(C)と評価した生徒への手だて
正多角形の外角の大きさについて説明し、その描画から始めさせる。
車オブジェクトの動作のうち、特徴的な動作を見せ、なぜそのような動作をするのかを考えさせる。
プログラムにおける条件分岐の意味を考えさせ、2種類の条件分岐を比較させる。
「昆虫や動物」の実際の動きを動画で提示し、観察させる。

  技能・表現
学習活動における具体の評価規準
プログラムの命令の内容を正しく解釈し、手作業で確認しながら作図している。
自ら設定した障害物に対し、工夫した対処法を用いている。
「入れ物」を使った配列の考え方を、プログラムの作成に取り入れている。
乱数を利用して確率を制御する方法を用いて、与えられた条件を満たすプログラムを作成している。
 「昆虫や動物の動き」を表現したプログラムを作成している。
「十分満足できる」
状況(A)と判断する具体的状況例
プログラムをトレースしながら、正確な図形を描くことができる。
複数の障害と対処法を考え、より良いものを選択し、プログラムに応用している。
プログラムを改善するために、具体的な問題を設定し、解決策を提案している。
事象の起こる確率を自由に制御している。
プログラムを工夫して、「昆虫や動物の動き」を的確に表現している。
「努力を要する」
状況(C)と評価した生徒への手だて
プログラムを順序立ててトレースさせ、オブジェクトの動きを確認させる。
具体的な障害物を例示し、解決方法を考えさせる。
「入れ物のカーソル位置」と表示される画像の関係を確認させる。
乱数の性質を再確認させる。
単純な動きを表現するプログラムを例示し、工夫させる。

  知識・理解
学習活動における具体の評価規準
アルゴリズムを理解して、プログラムの流れをフローチャートで表現している。
円が正確に転がるための条件を理解し、回転と移動の値を正しく調整している。
問題の発見から明確化、分析、解決のための基礎的な知識を身に付けている。
「十分満足できる」
状況(A)と判断する具体的状況例
これまでに作成したプログラムについても、アルゴリズムやフローチャートを表現している。
円の回転と移動の値を正しく調整し、正確なサイクロイド曲線を表示するプログラムを作成している。
身近で具体的な問題を発見し、分かりやすい解決方法を提示している。
「努力を要する」
状況(C)と評価した生徒への手だて
フローチャートによる表現方法を再度説明する。
円が1回転すると円周分の距離を水平移動することに気付かせ、回転と移動の関係を考えるヒントにする。
身近な問題についてヒントを与えて、解決方法を考えさせる。

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