平成18年の「IT新改革戦略」(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)を通じて、学校にPCや校内LAN、インターネット接続等の整備が進められ、平成22年度までに全ての教員がICTを活用して指導できることを目標に掲げていますが、文部科学省の調査では、目標を大きく下回る結果になることが報告されています。
また、国際教育到達度評価学会(IEA)の「国際数学・理科教育動向調査」等から、子どもたちの「科学技術離れ」、「理科離れ」が指摘されています。この状況に対処するため、文部科学省が平成14年度より「科学技術・理科大好きプラン」を進めています。
「IT新改革戦略」等と「科学技術・理科大好きプラン」の重なる部分で「理科ねっとわーく」等の「教育用理科コンテンツ」が開発され、その活用が進められています。
神奈川県立総合教育センターでは、平成16年度から平成18年度にかけて、独立行政法人科学技術振興機構との共同研究として「教育用コンテンツ配信システムに関する研究」を行い、平成19年度は当センター独自の研究として「教育理科コンテンツ活用に関する研究」を行いました。その4年間の研究を通して行った教育用コンテンツを活用した理科の検証授業における成果をガイドブックと本Webページにまとめました。
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