ケンミジンコ
Cyclops sp.
ケンミジンコの仲間はトウキャク類ともいわれている。図上側はケンミジンコの幼生である。頭部の先端付近に赤い色をした目がある。この幼生はノープリアス期のものである。頭部の前部から第1触角、第2触角、大顎の一対ずつ6本の付属肢がある。この期は6期あり6回の脱皮を繰り返す。続いてコペポデイド期が5期あり(図a)、体はだんだん細長くなっていく。体長:約100μm体は細長く頭部、胸部、腹部からなる。ケンミジンコの仲間はいずれも外形が似ているので、科、属、種の同定は難しいと言われている。受精卵は卵のうの中にはいっている(図b)。体長:約700〜1000μm

ケンミジンコ図a
図a

ケンミジンコ図b
図b