令和 6 年度 研修講座シラバス
研修の種類
基本研修
コンセプト
授業力向上・課題解決力向上・人格的資質向上
1. 研修講座名
事業名
ファーストキャリアステージ研修事業
対象
特
講座名
2024-101400
初任者研修講座特別支援学校
初任者研修講座特別支援学校
定員
該当者
2. 研修目的・日数
目的
児童・生徒の実態に応じた学習指導や学級・ホームルーム経営に必要な基礎的・基本的な知識や技能を習得し、組織の一員としての意識を高めます。
日数
17
区分
区分の目的
区分の日数
【授業力向上】
学習指導目標を体系的に理解し、カリキュラム・マネジメントの視点を持って、授業づくりに必要な基礎的・基本的な知識や技能及び教科指導の技術を身に付けます。
10
【課題解決力向上】
今日的な教育課題を理解するとともに、学級・ホームルーム経営や児童・生徒理解及び人間関係づくりのための基礎的・基本的な知識や技能を身に付けます。
2.5
【人格的資質向上】
教育公務員としての自覚・心構えと社会人としての基礎力を向上させるとともに、体験活動を通して、教員相互の交流を図ります。
4.5
3. 研修内容
- 【資質①】【授業力①】
- 机上研修
- 4月1日(月)より掲載
- 【資質①】は1日目まで、【授業力①】は2日目までに受講
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【資質①】 初任者研修の意義と具体的内容や、かながわ教育ビジョン等神奈川県の教育施策について理解する。
机上
30分
30分
「初任者研修の意義・概要」
所員
【資質①】 教育公務員としての自覚を持つ。
机上
30分
30分
「不祥事防止に向けて」
行政課
【資質①】 心身の健康管理及び職場の安全衛生管理のための諸制度や、福利厚生制度の概要について理解する。
机上
15分
15分
「健康管理・福利厚生について」
厚生課
【資質①】 教員の人事制度と評価の基本的事項及び学校運営上の組織構成やグループ業務の遂行に係る基本的事項について理解する。
机上
30分
30分
「教員の人事制度と評価・学校運営と組織」
教職員人事課
【資質①】 情報の管理、個人情報の基本的な扱い方について理解し、今後の業務にいかす。
机上
40分
40分
「情報管理と個人情報の保護」
総務室
【授業力①】 特別支援学校の学習指導要領や教育課程について理解を深める。
机上
3時間
3時間
「特別支援学校の学習指導要領と教育課程」
所員
- 1日目
- 【資質②】
- 4月23日(火) 4月30日(火)のいずれか
- 9:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【資質②】 育てたい子ども像を具体的にイメージし、理想の教員像を持つ。
講話・協議
1時間30分
1時間30分
「子どもに育みたい資質・能力」
教育事業部長、
所員
【資質②】 子どもたちの人権を守るための具体的な対応について理解する。
講義・演習
1時間
1時間
「子どもの人権」
中央児童相談所
【資質②】 社会人としてのマナーを確認し、子ども、保護者、職員とのより良い関係を構築するために、コミュニケーション能力向上を図る。
ワークショップ
1時間30分
1時間30分
「人間関係づくり」
リンク・ラボラトリィ
【資質・課題】 学校教育に係る様々な課題について協議する。学び合いを通じて教員としての力の向上を目指す。
協議
1時間
1時間
「チームサポート」
所員
【資質②】 教員としてのスタートに当たって、学び続ける姿勢の重要性を理解する。
講話
30分
30分
「これからの教員生活を展望して」
所長
- 【資質③】
- 机上研修
- 5月7日(火)より掲載
- 3日目までに受講
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【資質③】 教育公務員として必要な姿勢、服務に関する基本的事項について理解する。
机上
40分
40分
「教員としての自覚・心構え、服務」
教職員企画課
【資質③】 人権教育の基本的事項について理解する。
机上
1時間30分
1時間30分
「人権教育」
行政課
【資質③】 教員としての公正中立な立場が求められていることを認識し、政治参加教育の取組の充実について理解を深める。
机上
30分
30分
「政治参加教育」
「NITSの動画」
【資質③】 社会の中の様々な危険から自らの安全を守るために必要な能力の育成について理解を深める。
机上
1時間
1時間
「児童・生徒の安全教育」
藤沢北警察署
【資質③】 子どもの自殺を予防するための心構えについて理解する。
机上
50分
50分
「子どもの自殺予防」
精神保健福祉センター
【資質③】 子ども、保護者、職員間の関係及び仕事への自信喪失等によるストレスの対処法について具体的に理解し、充実した教員生活につなげる。
机上
1時間
1時間
「ストレスマネジメントの必要性」
サンテコンサル横浜
公認心理師
大多和二郎 氏
- 2日目
- 【授業力②】
- 5月16日(木) 5月23日(木)のいずれか
- 9:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力②】 個別教育計画に基づく授業づくりについて理解を深め、児童・生徒の実態を踏まえた単元(題材)指導計画の作成の知識や技能を習得する。
講義・演習・協議
3時間
3時間
「個別教育計画と授業づくり1~単元(題材)指導計画の作成~」
所員
【授業力②】 特別支援学校における自立活動の指導について、講義や演習を通して理解を深める。
講義・演習・協議
3時間30分
3時間30分
「自立活動の理解」
所員
- 3日目
- 【資質④】(ふれあい研修)
- 6月6日(木) 6月13日(木)のいずれか
- 9:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【資質④】(ふれあい研修) 体験活動等の実践を通して、より良い集団づくりにつながる実践的指導力の育成を図るとともに、教育活動を円滑に進めるための人間関係づくりについて学ぶ。
講義・実習・協議
1日
1日
「体験活動」等
所員
- 4日目
- 【授業力⑤】
- 6月20日(木) 6月27日(木)のいずれか
- 9:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力⑤】 個別教育計画の作成における実態把握について理解を深めるとともに、行動観察による実態把握に係る知識や技能を習得する。
講義・演習
3時間
3時間
「個別教育計画と授業づくり2~行動観察によるアセスメント~」
所員
【授業力⑤】 言葉・数の学習、教材・教具の基礎を学ぶとともに、発達段階や子どもの実態を踏まえた指導・支援の手立てを理解する。
講義・演習・協議
3時間30分
3時間30分
「言葉・数の指導と教材・教具」
所員
- 【授業力⑥】
- 机上研修
- 7月9日(火)より掲載
- 7月24日又は7日目までに受講
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力⑥】 より良い授業づくりに向けた授業改善の視点と方法について理解を深める。
机上
3時間
3時間
「授業研究1~より良い授業づくりに向けて~」
所員
【授業力⑥】 情報活用能力の育成を視野においた授業設計を進めることを通して、児童・生徒の実態に応じた授業を実現するための基本的な知識を身に付ける。
机上
3時間
3時間
「情報教育の基礎・基本」
未定
- 5日目
- 【授業力⑦】
- 8月1日(木) 8月2日(金)8月5日(月)のいずれか
- 13:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力⑦】 中堅研受講者との合同協議を通して授業づくりの大切な視点について理解を深める。
協議
3時間30分
3時間30分
「授業研究2~中堅研受講者との合同協議~」
所員
- 6日目
- 【授業力⑧】
- 8月21日(水)
- 9:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力⑧】 模範授業を受けることを通して、一人ひとりの教育的ニーズを踏まえた授業の工夫について理解を深める。
模範授業
50分
50分
「授業実践に学ぶ ~病弱教育部門での実践から~」
県立特別支援学校教員
【授業力⑧】 模範授業を受けることを通して、一人ひとりの教育的ニーズを踏まえた授業の工夫について理解を深める。
模範授業
50分
50分
「授業実践に学ぶ ~肢体不自由教育部門での実践から~」
県立特別支援学校教員
【授業力⑧】 模範授業を受けることを通して、一人ひとりの教育的ニーズを踏まえた授業の工夫について理解を深める。
模範授業
50分
50分
「授業実践に学ぶ ~ICT機器の活用実践から~」
県立特別支援学校教員
【授業力⑧】 模範授業を受けることを通して、一人ひとりの教育的ニーズを踏まえた授業の工夫について理解を深める。
模範授業
1時間
1時間
「授業実践に学ぶ ~知的障害教育部門での実践から~」
県立特別支援学校教員
【授業力⑧】 模範授業を受けることを通して、一人ひとりの教育的ニーズを踏まえた授業の工夫について理解を深める。
模範授業
1時間
1時間
「授業実践に学ぶ ~視覚障害教育部門での実践から~」
県立平塚盲学校教員
【授業力⑧】 模範授業を受けることを通して、一人ひとりの教育的ニーズを踏まえた授業の工夫について理解を深める。
模範授業
1時間
1時間
「授業実践に学ぶ ~聴覚障害教育部門での実践から~」
県立平塚ろう学校教員
- 7日目
- 【授業力⑨】
- 9月5日(木) 9月12日(木)9月19日(木)のいずれか
- 13:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力⑨】 ICTを効果的に活用することを通して、児童・生徒の実態に応じた授業を実現するための基本的な手法を身に付ける。
講義・演習・協議
3時間30分
3時間30分
「ICTを活用した授業づくり」
所員
- 【授業力⑩】【課題②】
- 机上研修
- 9月20日(金)より掲載
- 9日目までに受講
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力⑩】 ICTを効果的に活用することを通して、児童・生徒の実態に応じた授業を実現するための基本的な手法を身に付ける。
机上
1時間
1時間
「ICTを活用した授業づくり」
所員
【課題②】 発達障害の特性について理解を深める。
机上
1時間
1時間
「発達障害の理解と支援」
未定
【課題②】 学校における教育活動について理解し、自分自身の仕事を管理するために必要な力を身に付ける。
机上
1時間
1時間
「セルフマネジメント」
所員
【課題②】 特別支援学校におけるキャリア教育や、障害福祉制度等について理解する。
机上
3時間
3時間
「特別支援学校における自立と社会参加」
所員
- 8日目
- 【資質⑤】(ふれあい研修)
- 9月26日(木) 10月3日(木)のいずれか
- 9:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【資質⑤】(ふれあい研修) 体験活動等の実践を通して、より良い集団づくりにつながる実践的指導力の育成を図るとともに、教育活動を円滑に進めるための人間関係づくりについて学ぶ。
講義・演習・協議
3時間
3時間
「ペップトーク」
日本ペップトーク普及協会代表理事
岩﨑由純 氏
【資質⑤】(ふれあい研修) 体験活動等の実践を通して、より良い集団づくりにつながる実践的指導力の育成を図るとともに、教育活動を円滑に進めるための人間関係づくりについて学ぶ。
講義・実習・協議
2時間50分
2時間50分
「体験活動」等
所員
【資質・課題】 学校教育に係る様々な課題について協議する。学び合いを通じて教員としての力の向上を目指す。
協議
30分
30分
「チームサポート」
所員
- 9日目
- 【課題③】
- 11月14日(木) 11月28日(木)のいずれか
- 13:30
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【課題③】 インクルーシブ教育の推進に関する基礎的な知識を得て、その意識の向上を図る。
講義・演習
1時間
1時間
「インクルーシブな学校づくり」
インクルーシブ教育推進課
【課題③】 特別支援学校の児童・生徒指導や学級・ホームルーム経営について理解を深め、課題解決力向上を図る。
講義・演習
1時間50分
1時間50分
「特別支援学校における児童・生徒指導と学級・ホームルーム経営」
所員
- 10日目
- 【資質⑥】【授業力⑫】
- 1月16日(木) 1月23日(木)のいずれか
- 9:00
~ 16:30 - 総合教育センター
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【資質・課題】 学校教育に係る様々な課題について協議する。学び合いを通じて教員としての力の向上を目指す。
協議
30分
30分
「チームサポート」
所員
【資質⑥】 特別支援学校における教員の役割と教職経験の在り方について理解を深める。
講義
50分
50分
「特別支援学校における教員の学びと成長」
県立特別支援学校教員
【資質⑥】 初任者としての学びを振り返り、今後の課題を明確にするとともに、教育実践への意欲を高める。
協議
1時間20分
1時間20分
「これからの教育実践の充実に向けて」
所員
【授業力⑫】 より良い授業づくりに向けて、協議等による授業検討を通して授業改善の力量を向上する。
講義・演習・協議
3時間30分
3時間30分
「授業研究3」
所員
- 11日目
- 【授業力⑪】
- 10日目までに実施
- 勤務校
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力⑪】 授業研究とその一環として行う研究授業の実践を通して、授業づくりの基礎・基本、教科指導の在り方について理解する。
授業研究(研究授業)
1日
1日
「より良い授業の実践」
- 12日目
- 【授業力⑬】
- 勤務校
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力⑬】 組織的な授業改善の取組を通して、児童・生徒の状況、課題などを把握し、より良い授業づくりを目指して工夫する。
授業研究
1日
1日
「より良い授業づくりを目指して~『授業研究推進のための校内研修』を通して~」
- 13日目
- 【授業力③】
- 県立特別支援学校
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力③】 他校における授業等の参観を通して、授業の進め方や工夫について考え、日々の授業や教育活動にいかし、自己の授業力を向上させる。
1日
「他校訪問」*
- 14日目
- 【授業力④】
- 県内国公立小・中学校
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【授業力④】 他校種における授業等の参観を通して、授業の進め方や工夫について考え、日々の授業や教育活動にいかし、自己の授業力を向上させる。
1日
「他校種訪問」
- 15日目
- 【課題①】
- 地区内の県立学校
ねらい(身に付けたい資質・指導力等)
形態・時間
内容
講師等
【課題①】 地区の県立学校における教育活動の実践について理解し、幅広い視野を持って課題解決力の向上を図り、日々の授業や教育活動にいかす。
1日
「地区研修」
4. その他、受講にあたって
*:一部免除初任者は受講免除となる内容。
・日時の詳細については、「実施要項」を参照してください。
・勤務校で使用している名札をお持ちください。
・講座全体の時間(開始~終了まで)には、見通しと振り返りの時間等が含まれています。
・7月9日(火)掲載開始の机上研修「授業研究1~より良い授業づくりに向けて~」で取り組んだ課題を7月24日(水)までに研修用サイトにて提出してください。
・10日目には、校長の承認を得た研究授業報告書(様式3を添付した「単元指導計画(指導案)」)をお持ちください。
・研修の実施について緊急の連絡が必要となった場合、総合教育センターウェブページ(トップページ)にある「緊急連絡掲示板」にその内容を掲載しますので、事前にご確認ください。
教育人材育成課 キャリア開発班
0466-81-1974